湯河原の隣町である真鶴にもおススメのスポットが沢山あります。
今、真鶴では民家や古い旅館をリノベーションしたカフェなどのお店が人気だったりします。又、水産資源も豊富で昔から漁業だけでなくマリンレジャーの発展にも重要なスポットになっており、日本のスキューバーダイビングの発祥の地という、そんな歴史もある街です。又、鎌倉時代から小松石という、石垣や墓石などで使用される石材の産地としても有名で、江戸城やお台場などの石垣や徳川氏や皇室の墓石にも使用されていたり、日本の歴史に登場してくる場所でもあります。
真鶴にある「岩海岸」という場所は、石橋山の合戦で敗れた源頼朝が湯河原の山中を逃げ回った後にここから房総半島へ船出し、最終的には鎌倉で幕府を開く事になるという、そんな歴史の物語があります。
ここからの景色は天気が良ければ横浜のランドマークタワーなどもカメラでバッチリ♪もちろん頼朝が目指した房総半島も見渡せます。
そんな岩海岸の近くにある、ちょっと不思議な洞窟の入り口。
気になりますよねぇ~~。気になったら入りますよねぇ~~。
入っちゃいますよ~~。
閻魔さま??ここは地獄???なんか悪いことしたっけ????うわ~~~ごめんなさ~い!!!!
と、思わず何かを懺悔したくなる光景に遭遇します。一体なんだ?という事になりますよね?
ここは1620年(元和6年)に帰命山如来寺というお寺が建てられた場所だそうで、お寺自体は明治時代に廃寺となったそうです。この洞窟の中には石像が多数あり、製作時期は定かではないようですが、お寺が建てられてから間もない頃に製作されて安置されたものと推定されるそうです。そして、この洞窟内の石像で地獄と天国を表現しているというお話もあるそうです。
何故ここでお寺が造られたかは定かではありませんが、頼朝が脱出に成功して天下を取った運命の船出なスポットという事で、きっと何か不思議なパワーがある場所なのでしょうか?もし時間があれば、一度訪れて欲しい魅惑のスポットを紹介させていただきました(^^)